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- 喧嘩札ご購入者様のロングインタビュー 豆銀や
店長ゴローが行く!突撃!お客様インタビュー!!
初めて「八角喧嘩札」をご覧になったのはどちらですか?
------日頃、お世話になっている知り合いの方から、何回かこの雑誌「江戸楽」を頂いておりまして、そこで初めて見つけました。
そのときの第一印象は?
しっかりした細工物だなぁ。と思いました。もともと携帯ストラップにはかなりの凝り性だったものですから、すぐにこれを欲しいと思いましたよ。 たしかすぐにメールか電話をしたはずですよね。
**はい、メールでご連絡いただきまして、家紋『丸に三階松』とお名前『ひであき』さまを伺いまして、すぐにデザイン診断をさせていただきました。
名前の入るお札をご存知でしたか?
------そうですね、たまたま浅草にでかけたときに仲見世で見かけたことはありますよ。木に名前をほるタイプでね。たしか5、6年前頃でしょうか? 実際、木のタイプで何種類か持っていますよ。名前でね。 でも今回の八角喧嘩札はまったく違うものですからね。銀細工という高級品じゃないですか。
****では、実際に作らせていただいたお品についての質問です。
男性がひらがなでおつくりするのは珍しいのですが?
------なにしろこの曲線が気に入ったからね。面白いんじゃないかと思ってさ。 漢字ばかりでも味気ないでしょう。 実際に仕上がってみるとこのひらがなは一番気に入ったかな? もちろん、この家紋の喧嘩札も細やかで職人技が伝わるから文句なしだよ!
この八角喧嘩札作るのにどれくらいかかるの?
****はい、ろう原型製作から始まって、銀にする鋳造工程、最後に鏡面磨き処理まであるので、 3日かけて10枚ほどが限度ですね。大量生産はまったく出来ないんです。
------そりゃそうだ。見れば分かるよ。この手作りの風合いはね!
****平面をだしたり、直角に仕上げるというのがまた大変なんですよね。
------ガラス細工でもそうだよねぇ。知り合いの職人さんから聞いたことあるよ。底面が一番大変だってねぇ。
****それから今回は、八角喧嘩札(大)を携帯ストラップにお使いいただくということで、勝手ながら大きすぎやしないかと心配しておりましたが。。。
これをみても大きくないですか?
------いやぁ、大きい大きいっていうけど、全然大きくないよ。大きいと思わないよ。 そりゃ食べるものなんかでは「これが大盛りだ!」なんていうと閉口するけどさ。 こういう細工物は全然平気だよ。
****たしかに携帯電話にすでにつけていらっしゃるのが、様になっていますものね。。
----全然問題ないよ!
では重さも気にならないですね?
------全然平気だよ。このぐらいのボリュームがあったほうがカッコいいと思うんだよね。自分は。 いやぁ、しかしこの家紋なんか見ているとやっぱりさ。 いい仕事してるよ! 中島先生じゃないけどさ、、ハハハ(笑) それに角がきれいにとってあるから、ぶつけても大丈夫だよこれ。危なくない、危なくないよ!
となるとサイズのラインアップを見直さないといけないかもしれませんね?
------いやいや、選択肢はたくさんあったほうがお客さんも喜ぶと思うよ。 自分の場合には普段、ここにつけているから邪魔にならないんだよ。 より大きなサイズのニーズがあるってことは、そういうのを望んでいる方がまだまだたくさんいるんだろうから、頑張って大きいものも作っていったらいいんじゃない。 あ、あとこの裏面には小さいけど銘が入ってるんでしょ?
はい「史」と「銀」という銘が入っております
****この刻印も素人の自分が打つと、傾いたり、飛び跳ねてしまって二重にぼやけたりしてしまうんです。こういった細かい部分もお喜びいただいております。
------うん、細かいから読めないけど、ビシッときれいに入っているよ! とにかく自分は最初見たときから、携帯ストラップにすることしか考えていなかったけど、実際の仕上がりをみてまた、コレクションに良いものが加わったと思っているからとても感謝しているよ! 職人さんにはよろしく伝えておいてくださいね。
本日はお忙しい中をお時間頂きまして誠にありがとうございました!
取材後記:取材の間、終始にこやかな笑顔を絶やさずに、やさしく応対いただきました。また、携帯ストラップへのコダワリがひしひしと伝わってまいりまして、こちらにお届けさせていただい豆銀、八角ともに幸せだなぁ、、、と帰り途には感慨に耽りました。どうも本当にありがとうございました!!これからも、戸松様の笑顔が見られるように頑張ってまいる所存です!!
後日、工房におでかけいただいたので店長ゴローといっしょに激写!
胸元には、当店のアップルネームピンバッヂもきらりと光ります!いつもいろいろなご発注をありがとうございます!!